19と僕

  • スマホ上の空論
  • 平山 紘介 コウスケさん

「スマホ上の空論」

もはや日記やブログの領域ではない「こうすけ日記」
本業よりもファンが多い今の現実・・
エッセイストの平山こうすけです。

今回は「19と僕」についてお話をします。

2024年9月25日、東京都心の最高気温は23度になった。
早朝も18度しかなく、ノースリーブで運動をする僕は、
「この人寒くないの?」という視線が少し恥ずかしい朝だった。

清々しいよりも、強風で体感の寒い気温に、ノースリーブの僕。
おまけに霧雨まで降ってきた。

いつも写真屋さんの横に立っているじいさんでさえ、ジャンパーを
着て立っている。しかも、じいさんは額を怪我しのか、
額の流血の後の傷口に、普通のテープを貼って立っていた・・
年齢的にテープよりもMRIの方が良さそうに感じる。

そんな僕も、最近のランニングで左膝に鵞足炎(がそくえん)を起こし、
痛み止めと、中山式サポーターを巻いた状態だった。
中年の足の怪我に、高齢者の額の損傷、互いに時間の経過を身体に感じる。

「すっかり秋か・・」と格好良く思うよりも寒く。
痛めた脚と、進んでしまった道のりに後悔をしながら
僕の修験道(しゅげんどう)を歩き進んだ。

気温18度に風速9メートル前後は冬の気温だ。
僕としては気温、室温ともに19度が好きで、文章を書くときなど
一番集中できる温度だ。けれども、この体感気温は冬の入り口。

一般的には気温19度は、寒いと感じる温度。
気温19度を境目に、おでんや温かいうどんが売れる。
コーヒショップなどでもホットを注文する人が増える気温だ。

今日の気温なら、温かい麺ものや、おでんが売れる。

虫の鳴き声も少なくなり、夏だけランナーも一気に減った。
スポーツの秋でも、それは休日の日中限定の名目だろう。

「あの、じいさん大丈夫かな」
ごぼうの様な細く色黒な体格に、粒らな瞳。
額の傷にただのテープ。

いつも真っ直ぐ反対車線を見つめているど、大して車線も広くないし、
何を見つめて、何を考えているんだろう。
そして、どこにぶつけて流血をしたのか・・

「あの、じいさんはハシビロコウだ」
どっかでみたことあると思ったけど、上野動物公園だったか。

僕はじいさんの額の傷よりも、じいさんが何に似ているのか
わかってスッキリした。きっと気温の低いおかげで頭が冴えた。

そして、僕はいつもと同じ8キロの道を歩いている。

あと2ヶ月も過ぎれば、また不審者に思われる日がやってくる。

 

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心の解説者®︎・エッセイスト 平山 コウスケ

 

 

 

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この記事の投稿者 心の解説者®︎・フリーライター・資生堂外部講師 平山 紘介 コウスケさん
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