「売り出し方をつくるコーチング」
コーチング講師の平山です。
仕事をするうえで、情報の分析は欠かすことの出来ない作業です。
そんなことは当たり前だし、常にしている。そうでなければいけないですし、
それが出来ているのは、分析を行うあなたが聡明だからです。
しかし、仕事が組織化されていなかったり、どちらかと言えば分析は
自分自身が行わないと、データが出てこないという人が沢山いることが現実です。
パソコンによるデータや、NET内に残るデータ、紙のカルテに、電子カルテ、
とアナログな情報以外にも、意外と探そうと思えばデータは沢山出てきます。
固定電話でさえ、番号通知書を照らし合わせる事で、どこからの予約なのかや、
誰からの電話が多いのかもデータ化できます。
これらから集まる情報は、メニュー作りの要因を取り組むときにも、
お客様の動因傾向を調査するにも、単価やニーズを探すことにも大きく役立てられます。
分析データをどのように、くみ取れるかによって今後や、
自分自身、組織のやる気が、大きく変化すると言っても過言ではありません。
しかし、情報収集をし続け、楽しく一画面にパッと映し出しても、
データをグラフ化する事や、データを数値化する事が目的になってしまっては、
ただ「整理整頓好き」にしかならない事の注意も必要です。
入力作業も暇な時には、楽しいものですし、
過去のデータから「○○君いたときだぁ~」みたいな、思い出のスタッフや、
お客様の話が盛り上がるのも分かります。
けれども、写真の整理をするはずが、思い出話で、写真の整理が進まないのと同じように、
情報分析は、必要な情報を分析するための大切な集計作業であり、
思い出に浸ったり、ただデータを読まないのに出すのは「ただの暇つぶしなだけ」なんです。
「情報分析を無駄にさせないPOINT4っ」
①目的をはっきりする
②比較対象外との比較をしない
③どこまで具体的なのかを定める
④本質を読み取る結果をつくる
この「4っのPOINT」を抑えていない分析は、分析した後の失敗に繋がります。
そうです。失敗とは、図式化しただけの作品であったり、思い出話で楽しい時間です。
これじゃダメ。
①目的をはっきりさせる
何を知りたくて分析をするのか?何の為に分析しているのか?です。
着地点が見えていないのに、分析の飛行機を飛ばしても、どこにも着きません。
何となく図式化すると、見える感じがするのはわかりますが、着地点がハッキリしない
フライトはリスクの方が上回ります。
②比較対象外との比較をしない
客単価や回転率を、個人のお店なのに、オリエンタルランドとの比較すとか、
クオリティーで差別化しているのに、格安店と比較してしまうなど。
まず、何がライバルで、商圏争いの標準を明確にする。
カレー屋さんが焼肉屋さんのとの比較をするより、同じカレーのラインで見極める
事の方が効果的。
③どこまで具体的なのかを定める
人の記入や打ち込む情報だからこそ過ちもあるものです。
おおよその住所(3丁目~4丁目)までは同じなどのように、細分化する中でも、
ここまでのラインで細分化しようというルールをつくる事で、分析の色を変えれます。
地図であれば、国別もあれば、都道府県別、市町村別、番地別など用途によって異なります。
好き嫌いの分析なのか?何が好きかの分析なのか?具体的ってルールがなければ、その個人の
具体的になってしまいます。
④本質を読み取る結果をつくる
「ホームページは見てくれているけど予約がない」といった結果が出た。このような場合、
興味は示してもらえているが、アクションを起こさなかった。現実がありますね。
つまり「メニューに魅力がない」「ほしいモノがない」「求めるサービスがない」など、
HPを見てもらえたね!!って喜ぶところではなく、裏の本質には魅力が足りない現実が
あることをくみ取る目や知識が大切になります。
この4っのPOINTをもう一度整理して、分析を進めていけば、きっと新たな課題が
生まれることでしょう。
情報分析が戦局を変える!!戦略は情報分析から生まれる!!
情報には宝が隠れていますし、積み上げてきた、積み上げている情報は財産です。
お金の運用も、情報の運用も、運用のやり方で価値が変わります。
でも思い出って、ついつい話したくなるものですね(笑)
今日も、平山コウスケのBlogをご覧頂きありがとうございます。
多くのコメントやご支援に、心から感謝しております。
※Facebookの申請などお気軽にお声がけ下さい。
平山紘介の名前で検索するとおりますので。(変わった営業などは受け付けておりません)
同じ業界、他業界で頑張る皆々様を応援しております。
講師 平山
葛西・美容室・アンクルート・コーチング・心理・教育・経営・ライター・平山 紘介 コウスケさん