「売り出し方をつくるコーチング」
コーチング講師の平山です。
会話の中で、言い訳は自己防衛でついつい出てしまうもの・・
言い訳を超えて、屁理屈(筋道の立たない理屈)にまでなると、
ただ、大人げない人にしか見えなくなります。
最近では、屁理屈をグレーゾーンとして扱っていたり、グレーなのだけれども
ブラックではないからセーフにされてしまう事柄が多くあります。
このグレーゾーンは、最近に始まったものでもなく、実は昔から存在していて、
日本ではグレーゾーンにちなんだカルチャーが現在も多く残っているんですね。
「今日はこちらっ!」
「いつも、こちらのモノをよく見かけると思います」↓
そうです! 謎の飛行機。 中央にも似たようなモノが飛んでいます(笑)
はい。凧(たこ)なのですが、この凧もグレーゾーンが潜んでいました。
江戸時代の頃 タコはイカと呼ばれていました。本当です。
凧(タコ)の形がイカに似ていたことからの語源なのですが、
江戸時代にこのイカ揚げで、イカ揚げ同士の糸が絡んで「お前邪魔だよ!」とケンカになったり、
かといって道端でやれば、大名行列への落下物として怪我をさせて公務執行妨害や、
畑でイカ揚げをやれば、作物に激突して器物損害の原因になっていました。
人身事故、器物破損、暴行が多く重なり、とうとう困った江戸幕府は「イカ揚げ禁止令」
を発動しました。
実際には「いかのぼり」という言い方のようです。イカ揚げだとフライに見えますが・・・
そして、出てくるのがグレーゾーン。
幕府の上方に「お前なにイカ揚げやってるの?逮捕」と言われたときに、
言い訳がましく「オレが上げてるのはイカじゃなくて、タコだから」
完全な屁理屈を言って、逃れ始めたのが 凧(タコ)の語源と言われています。
ちなみに明治くらいまで、関西ではイカ 関東では タコだったようです。
現在では 凧(タコ)が標準語ですね。
言い訳は、自分にとって図星な部分を当てられるから、ついつい出てしまうものですが、
ボケのある可愛い言い訳だと、それがいつか文化に変化するのかな~
「イカじゃない、タコだよ」は全く可愛くはないですが・・当時はウケたんですね~
変な言い訳はいっぱいあります。
「なんで弁当食べてるの??」→「箸で」
「なんで来たんだよっ!」→「電車で」 などなど
完全にその場の空気次第な話の流れですが、グレー・ブラックも、超もヤバイも、
「時代の流れが、言葉の流れ」
新しく感じるトレンドラインを見つけていきたいですね!
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講師 平山
葛西・美容室・アンクルート・コーチング・心理・教育・経営・ライター・平山 紘介 コウスケさん