「自分の売り出し方をつくるコーチング」 前向きコーチの平山です。
仕事の出来る先輩や、先生と仕事をしていると、
必ず出てくるのが「錯覚」です。これが怖い。
私もまだカットが出来なかったころ、仲の良い先輩がいつもそばにいて、
自分も先輩と同じように仕事が出来るモノだと、勘違いをしていたことがあります。
恥ずかしい話では、趣味のサーフィンでさえ、上手いサーフチームに入っているから自分も上手いと、
勘違いをしていたことがあります。
趣味なら恥ずかしい勘違いでも、仕事はそうはいきません。
今でもよく覚えているのが、モデルカット練習に励んでいたころです。
「5cmローレイヤーにカットして欲しい」という女性に対して、
15cm以上短くしてしまった失敗がありました。この時の申し訳のなさ、
いつもくだらない話をしているH先輩との距離感を実感した瞬間、
何よりもドンドン小さく見える自分の姿を今でも覚えています。
やさしい先輩や、大きく褒めてくれる環境は、素晴らしいことです。
しかし、あたかも自分が仕事の出来る人と一緒にいるから、
自分も出来るではない現実。
子供が親と同等に勘違いをするのと、なんら変わらない事です。
仕事の出来る人に添わせてもらえているからこそ、
聞く事・教わる姿勢・学ぶ姿勢・自分からの努力をする行動・
何より、謙虚さを忘れてはいけません。
どんなに仲が良くても「マナー」と「尊重」があります。
なんでもよくて、自分も出来るようになったつもりは、自信とは言わない。
むしろ、今ある環境の中、
「仲が良くても尊敬を忘れない」「錯覚しないで努力をする」
そんな志が大切なのではないでしょうか?
誰にでも勘違いは存在します。
しかし、その錯覚に気づかない事の方が怖いモノです。
自分に厳しく、人に敬われる教育を伸ばしていきたいですね。
最後まで、ご覧頂きまして感謝しております。
同じ業界、他業界で頑張る皆様を応援しております。
講師 平山
葛西・美容室・アンクルート・ポジティブ・コーチング・教育・経営・前向きコーチ・マネジリスト・平山 紘介