「スマホ上の空論」
もはや日記、ブログではない領域の「こうすけ日記」
本業よりもファンが多い今の現実・・
エッセイストの平山こうすけです。
今回は「誕生日ケーキ」についてお話をします。
夜の暑いアスファルトをスニーカーで歩く。
「何したい?」と問いをかけても、
「特にない」なんて返事が返ってくる。
子供の時ほど”特にない”は定番中に定番だった。
大人になるほど、好奇心と反比例して、
感情ばかりが大きくなるのは、人間の特性なのかもしれない。
街角にあるケーキ屋さん。
冷蔵ケースの中には今日が誕生日のケーキが並ぶ。
自分の幼い時には無かったから子供には用意をする親。
定番のように用意をしている家族。
誕生日自体が考えたくなる大人たち。
時間が経って、失った時間に気づく。
高齢になってからやり残したことに気づく。
誕生日を迎えることで限りのあることに気づく。
なんで素直に、やりたかったことに挑戦をしなかったのか?と
それだけ、あなたが真面目なことであって間違いではない。
毎日「早くしなきゃ!」と頭で繰り返す毎日が社会を支えている。
真面目だから、優しいから、やるしかない時間と闘う。
それでも寂しいと感じる瞬間に、
小さなケーキも置かれている。
よくわからないことで涙が出てくることもある。
大した言葉じゃないのに、涙ぐむこともある。
それは、頑張った、あなたがいるからだ。
ショートケーキは、そんな大人への誕生日ケーキ。
改札機のタッチの音が終了の合図の人もいる。
車のキーを閉める音が終了の人もいる。
パソコンのシャットダウンの音が終了の人もいる。
大人ほど、涙の意味を理解できる生き物もいない。
後悔ではなく、いろんな意味がるからだ。
それは頑張った意味であり、決して間違いでないと、
僕はこの文字で伝えたい。
間違った人なんていない。
人に正解なんてない。
無理をすることが嘘なんだら、嘘はないんだ。
「ありがとう」と声をかけられているあなたは、
何も間違いはない。
頑張っているから、涙が出るんだよ。
それは自分が一番知っている。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
日々向上される皆様を心から応援しております。
心の解説者®︎・エッセイスト 平山 コウスケ
心の解説者®︎・スマホ上の空論・エッセイ・随筆・ポジティブ心理・エッセイスト・ユーモア哲学・売り出し方・コーチング・平山 こうすけ コウスケさん