ひまわりと僕

  • 売り出し方をつくるコーチング
  • 平山 紘介 コウスケさん

「売り出し方をつくるコーチング」

 

もはや日記ではないレベルの「こうすけ日記」
心理ブログよりもファンが多いとか・・

心の解説者の平山こうすけです。
凄く人気の”僕のシリーズ”日記、
今回は「ひまわりと僕」についてお話をします。

ヒグラシの鳴き声が聴こえれば寂しさを感じて、
ミンミンゼミの鳴き声に変わればワクワクしてくる。

田んぼの稲にも実がつきはじめ、
地面からの熱気とは裏腹に、空は青く広がっている。

僕は何歳になってもこの季節が好きだ。
凄く楽しい思い出も、深く悲しい思い出も
この季節に全てしまってあるからだ。

久しぶりに”ひまわり”の花を見た。
間近で見るひまわりは、背が高く花が大きい。
一面にひまわりが植えられていて、壮大な美しさは
あるけれども、綺麗というよりも素直に気持ち悪かった。

そいて何よりもひまわりに僕は迎えられていなかった・・

こんなにも揃って、後ろを向くことはないのに・・

恥ずかしがり屋のひまわりを眺めながら、
小学生の帰り道を思い出した。
ひまわりの花はライオンのように大きいけれど、
いつかみのる種は好きだった。

帰り道の岩佐くん家の少し前に、宝石屋さんがあった。
宝石屋さんの前には看板娘のオウムがいて、餌箱には
いつもひまわりの種が入っていた。

看板オウムはクチバシで種を咥えては
足も使って、灰色の気持ち悪い舌で上手に
ひまわりの種の中身の白い部分を食べていた。

僕は鳥籠の前にしゃがみ込み、その姿をずっと見ていた。
観察を続けると、ひまわりの種は縦に綺麗に割れることを知った。
「どんな味がするんだろう?」そんな気持ちしか僕にはなかった。

看板オウムの許可もとらないで、
僕はオウムの餌箱からひまわりの種をとった。
オウムと同じように歯で種を割り、中の白い部分を食べてみた。
「美味しい!」カシューナッツに似たこの味は、
ペラペラな食感だけれども、ナッツに似ていてクセになる。

ひまわりの種の美味しさを知った僕は、
帰り道に必ずオウムのところに寄り道するようになった。

いつものように、看板オウムからひまわりの種をとろうと
すると、突然「トルナ!」「トルナ!」とオウムが話した!

鳥が人間語を話す姿に不気味さを感じた僕は、
気持ち悪いオウムから立ち去ったことを思い出す。

だから僕は、ひまわりにそんな気持ちが残っているのかもしれない。

これも当時気持ち悪かった・・
僕のひまわりは映画の素敵な印象でもなくこれだ・・・

夏は早いなぁ。

 

ブログをご覧頂きありがとうございます。

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心の解説者®︎・エッセイスト 平山 コウスケ

 

 

 

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この記事の投稿者 心の解説者®︎・フリーライター・資生堂外部講師 平山 紘介 コウスケさん
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