朝鮮人参と僕

  • 売り出し方をつくるコーチング
  • 平山 紘介 コウスケさん

「売り出し方をつくるコーチング」

 

もはや日記ではないレベルの「こうすけ日記」
心理ブログよりもファンが多いとか・・

心の解説者の平山こうすけです。
凄く人気の”僕のシリーズ”日記「朝鮮人参と僕」
についてお話をします。

傘を持って行くのか?いかないのか?
不意打ち狙いならば折りたたみ傘と
梅雨の出勤前には自分の装備の確認をする梅雨。

備えあれば憂いなし

いざ問題が起こっても、準備していれば
慌てることはない、ことわざの一つです。

僕の幼い頃、茶箪笥の上には「富山の薬箱」が
置かれていた。
大人になってわかることは「子供の手に届かない」
ところに置いていたから、高い茶箪笥の上に
両親は置いたのだと思う。

お腹が痛いとか・・
風邪をひいたかもしれない・・
という時には、この謎の箱を両親が開けていた。

小学校から僕が帰宅をすると、
身知らない薬売りのおじさんが、僕の父親に
奇妙な液体を見せていた。
お父さんは、その液体を真剣に確認しながら
謎の箱にしまっていた。

その謎の液体は、ライフル銃の弾のような形で
黄色い色の液体、これまでに見たことのない代物だった。
金色に輝く謎の液体に、僕の好奇心は犬の遠吠えのように
うなっていた。

布団の中でも気になって、僕は眠れなかった。
そんな日がいくつも続いたある日のこと。

お姉ちゃんがお父さんに「謎の液体を少しもらっていた」
蝶かハチドリのように細く固そうなストローで
ライフル弾の先端がパッキと折れた入り口から、
そのストローで吸っていた・・・

なんで!飲めるの!
飲むものなの?吸うものなの?

階段を降りた先にあるスライドのドアの隙間
から、僕は一階のリビングを覗いたままでいた。

驚いたお姉ちゃんの笑顔、
その姉に喜んでいるお父さん。
僕は小さいから、何にも教えてもらえない。

そんな僕は、両親の休みの日に、
実行にむかった。

僕の両親は、休日にテニスをする趣味を持っていた。
テニスにいった日には、早くても夕方17時まで帰ってこない。

16時には帰ってこれる僕にとって、
この1時間がミッションを行うタイムリミッドだった。
革張りのソファーを引きずり、茶箪笥の横にそいつける。

ソファーを階段代わりに、僕は謎の薬箱に手を伸ばした。

謎の箱を開けると、
綺麗に並ばれた、金色の液体のカプセルを
僕は見つけた!

ドア越しに見て学んだように、
僕は謎の液体をパキっと折って硬く細い
ストローで吸ってみた・・・

濃いオロナミンC?の様な濃い味だった。
「ウォーーーーーーー!」

でも、どこか元気になった!
達成感の味と、貴重感の習得に、
僕の高揚はさらに高鳴っていた!

お姉ちゃんが帰ってきた時に
僕はお姉ちゃんに言った「あれ飲んでみたの!」

「ばか!なんで飲んでるの?
あれ朝鮮人参だから、飲みすぎると大変なんだよ!」

なんかいけないものを飲んでしまった僕がいた・・

飲んじゃったこともお父さんにもいえないし・・
お姉ちゃんは真剣に怒っているし・・

朝鮮人参とはそんなにも危険なものなんだと
僕の心に残ってしまった。

あの時、なんだろう、
いけないことをしてしまった罪悪感。
なんで飲んでしまったのか?の僕、
とても寂しさが残っていた・・・

日が過ぎて、ある日ののこと、
ふとリビングを見たら、姉が朝鮮人参を
こっそり飲んでいた・・・(笑

 

ブログをご覧頂きありがとうございます。

日々向上される皆様を心から応援しております。
心の解説者®︎・エッセイスト 平山 コウスケ

 

 

 

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この記事の投稿者 心の解説者®︎・フリーライター・資生堂外部講師 平山 紘介 コウスケさん
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