「売り出し方をつくるコーチング」
もはや日記ではないレベルの「こうすけ日記」
心理ブログよりもファンが多い現実・・
心の解説者の平山こうすけです。
今回は「まわし手紙と僕」についてお話をします。
LINEやDM。
今はどんな方法でも人と話すことができる。
手紙は手書きが好きな人。
使うものも違う。鉛筆、ボールペン、万年筆、筆。
スマホであってもLINEは仲の良い人が多くて、
DMは友達が多かったりする。
使用する選択の重要度はそれぞれ異なる。
たいした用ではないけど知らせたいなら
ストーリーで上げればいいやなんて人もいる。
手紙もDMも手書きか?機械か?ではなくそこに
気持ちがちゃん入っている。
ハートの絵文字であっても、好きな人と、
仲のいい人では形も大きさも、色まで違う・・
人の気持ちは、時代も時間も変わるけれども
必ず特別な方法で相手に何かを伝えている・・
僕にもそういった思い出があり、
高校1年生の授業中に、僕の目の前の席の吉田さんと
いつも”回し手紙”をやっていた。
吉田の手紙「ねえ、今日あの先輩と目があったんだけど、
どう思う?」
極秘文書の伝達を僕らはこっそりしていた。
授業をする先生が黒板に文字を書き始めたタイミングで
吉田が小さい手紙を後ろの席の僕に渡す。
僕からの手紙「吉田のことが好きだからでしょ?
オレは相変わらず何もないのに、吉田はいいね」
吉田からの手紙「平山って好きな人と話してないの?
うけんだけど・・シャイにも見えないのに」
僕からの手紙「うるせーよ。」
吉田からの手紙「このクラスなら誰がタイプなの?」
突然先生の声が響く。
「平山!!何やってんだ!!」
吉田は証拠隠滅かのように真面目に書取りをしている。
また、裏切られた・・・
いつも吉田から始めるのに、怒られて終わるのは僕。
おかげで先生が黒板に一番長く書く日本史の授業が
何より成績が悪かった。
手紙は本音を隠して、本音をどこかで言っている。
LINEであっても”好き”とい言葉を使うか使わないかは
世界大戦の宣戦布告のように重いものであり・・
ハートの絵文字も、ハートの形を入れることさえ
躊躇(ちゅうちょ)するのが本音であったりする。
吉田は2つ年上の先輩が好きだった。
”回し手紙”ではいつも親友かのように話すけれど
授業以外ではあまり話したことはない。
それは席替えがあっても続いた。
席が変わったと言っても田中を挟んで
僕らはまた前後にいた。
吉田「田中くん、後ろの平山に渡して」
と吉田は上手く手紙を渡す。
けれど田中はオレから吉田へ手紙は3回に1回しかつながない。
手紙や文字って何だろう・・
今はLINEが多いけど同じなのかな・・
あの頃と同じことが本当はあるのかな
ブログをご覧頂きありがとうございます。
日々向上される皆様を心から応援しております。
心の解説者®︎・エッセイスト 平山 コウスケ
心の解説者®︎・エッセイ・随筆・ポジティブ心理・サイコパス・ユーモア哲学・売り出し方・コーチング・平山 こうすけ コウスケさん