高尾山と僕

  • 売り出し方をつくるコーチング
  • 平山 紘介 コウスケさん

「売り出し方をつくるコーチング」

 

もはや日記ではないレベルの「こうすけ日記」
心理ブログよりもファンが多いとか・・

心の解説者の平山こうすけです。
ニッチなラインで人気の”僕のシリーズ”、
今回は「高尾山と僕」についてお話をします。

天気予報では連日、台風の経路が流れている。
10号がきて11号がくる、そして続いて12号が
やってくる。

台風が本州に上陸しないから大きな被害は出ないものの、
海上は波浪するし、雨による災害や、逆に水不足の地域が出る、
まさに異常気象の年を僕らは迎えている。

TVでは「例年にない」を繰り返して放送しているけれども、
僕たちはこれまでの記録にない気象を今後沢山迎えて、
100年後には、のちに2023年以来の猛暑日の連続でなど、
これまで先人たちが記録した例年通りを、
僕らの代が新しく記録する時代に変わるのだろうと僕は感じている。

僕らが未来の先人になる時代がきた。

波浪でサーフィンのできない僕は、またドラクエをしている。
ドラクエウォークには”お土産”というイベントがあり、
各都道府県の名産や地域を記録できる機能がある。

東京のお土産に”高尾山山頂”があった。

これを取りに高尾山へ行こう!
僕は、ロープウェーで山頂にいける高尾山に向かった。

僕は腰にヘルニアを持っているし、
山の装備もなにもない。けれど、乗り物づたいに
山頂へいける低山の高尾山なら、ウォーキングついでに
行って、アイテムだけ貰ったら帰ればいいと僕は楽しんでいた。

高尾山口駅に着くと、そこには夏の空と緑が広がり、
子供の夏休みそのままの景色が目の中一杯に広がっていた。

僕はリフト&ロープウェイ乗り場に行き、
上りはリフトを選んで乗った。リフトは2人乗りで
ベルトもなにもないスキーのリフトのようなリフト・・

昭和46年製造の物で、高所恐怖症の人には乗ったら最後、
恐怖そのもの乗り心地を経験してきた。

「これを降りたら頂上か!」
僕は少し怖いリフトを我慢してゴールについた。

「???あれ高尾山て600mなかったっけ?」

僕の背後にある恐ろしい看板を僕は目にすることになる。
山頂までここから40分
「えーーーーーーーーー」
ちょっと待ってよ、高尾山て山頂に行けるんじゃないの??

高尾山へ行ったことのない方へ忠告です
高尾山は山頂までここから30分かかります、
40分はゆっくり目の書き方だけど、本当に遠いです

僕はリュックも持たず、サンダルで姿で、
TVで見る富士山にふざけた装備できた外国人そのもの
の格好、姿でここにいる・・・・恥

登るにしても馬鹿すぎる装備・・
せめて飲み物や、食事をする必要が大いにあった。
少し歩くとお蕎麦屋さんや自販機が沢山ある。

お蕎麦屋さんで美味しい冷やしたぬきを僕は食べた、
水もこれ以上にと飲んだ。

往復80分(1時間以上)かけるのも装備的に良くない、
無理に急ぐにも危険になる・・
けれども1時間以内であれば、普段の運動量からも
オーバーではない。

ここから往復1時間以内が無理であれば、
諦めて帰る。僕の心はそう決めた。

登山者は多いけれど、道がわからない整った山道を
僕は歩いた。
アップダウンのヒルクライムの多い山道を
標識のないままに歩く・・・

本当に辛い・・
普段6Km以上歩く僕でさえ、とてもきつい・・

なんなんだ・・高尾山て・・
僕は高尾山に来たことに後悔をした。

素直に後悔しかない。通り過ぎる寺院は美しいけど、
まわりに広がる緑の自然も綺麗だけど、
僕はなにも楽しくない。とてつもない足の辛さと、
装備不足の自分のバカさに呆れる始末。

山は低いと言っても山と思った。

僕のこれまでの想定は丘という方が正しい。
ここは山だ。

多くの人が口にする「高尾山は初心者」は嘘だ。

高尾山はちゃんと山であり、
ふざけた準備でくるところではない。
富士山がその象徴になっているけれど、
高尾山も一般人には相当な山であることは事実だった。

僕はこの山の神々からの叱りを痛恨に受けた。

「山に来たことを心から後悔した」

山道は美しく整い、楽しむ登山者も多くいる。
けれどももう、引き返すか?登るかの僕がいた。
「迷うなら戻る」もうそう考えた。

その時、急に山頂が現れた。

奥の展望台で見事に聳え立つ山脈たちが堂々としている。

「これが山か・・これが大地の強さか・・」

僕は、山頂で写真を悩んでいたムスリムのカップルの
写真撮影を手伝い、そのまますぐに下山をした。

あんちょくにバカにした装備てくるバカをTVで
見ていたのに、バカは僕だった。

心地よいなど感想はほど遠く、
来なければという後悔しか、僕にはない。

「せっかくなら楽しまないと損!
美味しくないと損!というパーフェクトなものだけが感想じゃない。
悲しみや、後悔も、ちゃんとした感想なんだ。」

僕は山から後悔という感想をもらってきた。
嫌な思い出とは違って、登山をする人がどれだけ努力を
しているのかも実感した。

帰りの電車で万歩計を開く

僕はトータル14Km歩いていた・・・

「低山で 行ったら後悔 高尾山」

 

 

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心の解説者®︎・エッセイスト 平山 コウスケ

 

 

 

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この記事の投稿者 心の解説者®︎・フリーライター・資生堂外部講師 平山 紘介 コウスケさん
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