「売り出し方をつくるコーチング」
もはや日記ではないレベルの平山日記
心理ブログよりもファンが多いとか・・
心の解説者の平山コウスケです。
今回は平山日記「ハッシーと僕」
についてお話をします。
海の成長が大きく変わった。
その成長の立役者は、ご存じハッシーに他ならない。
ハッシーといえばひょんなところで
お茶目な言葉で場を和ます人なんだけれども、
お茶目な言葉の割には、すごく試練なこともある。
秋の早朝に漁港に車で入る僕。
段々と日の出も遅くなり、今では早朝6時が
日の出の時間だ。
寒くなるとサーファーは減る。
2ヶ月前の海には満車だったこの場所も
秋の早朝となれば、10台も車はいない。
サーファーあるあるで、
「波ないね」と「寒くないっしょ」は
嘘と僕は常々感じている・・
だって波の大きい時ほど人はいないし・・
寒くなるほど、誰もいない・・
入っている人はいるけど、
大体が顔見知りなのがサーファーです。
ある日のこと、サーフィンをしていたら
陸で大きく手を振る人がいた。
僕の手前にいる人に振っているのかな?
と思った僕はしばらく無視をしていたのだが、
どうやら僕に振っているようだった。
沖から陸は近いようで遠い。
50メートル離れたとこをの人を
メガネもない僕には認識できないのだ。
何かあるのだと察した僕は浜に向かった。
浜にいたのはハッシーだった。
「ヒラちゃんごめんね。僕今日海に入らないんだよ。
でもこの海さ、井橋くんいるから呼んでもらえる?」
・・・・なんの話だ?
「井橋くんに米のお願いをしているから、
米がほしんだよね!」
この海の中で?井橋さん?確かではないけど・・
探すの??
「わかりました。少し待ってください」
きっと右の集団にいると思った僕は
集団の方に泳いで向かった。
海って見た目より広いんだよね・・・
この中で彼を探すなんて・・
いつもこうなる。
ハッシーも73歳だし、仕方のないことだけど
僕たちはいつもこうだ。
また別の日に一緒に沖にいる時のことだ。
「この間はありがとうねヒラちゃん」
僕も笑顔で「良いですよ!お米よかったですね」
ハッシーが言う
「あの米、美味いんだよミルキーウェイ?だっけ?
玄米だから精米所に行かないといけないけど、
美味いよな」とハッシーは笑顔で言った。
「ヒラちゃんあれ見える?」
僕は遠くが見えないので
「ごめんハッシー僕には見えないよ」
ハッシーは笑顔でいう
「えっ?えっ?」
ハッシーは耳が遠い。
僕は目が悪い・・・(笑
耳の遠いじいさんと、
目の見えない中年・・・
安全な遭難です。
話題をこれとなしにすり替えて、
ハッシーが言った。
「今日はご飯の準備があるから!早く上がるからね!」
僕も大きな声で
「わかりました!奥さんへのご飯、優しいですね!」
大きな声でハッシーが言う
「奥さんじゃないよ!マロン!」
「犬だよ、犬!」
犬・・・・・!
犬のご飯を急ぐって・・カリカリだよね・・
僕らは携帯番号も知らない。
下の名前も知らない。
けど、必ずここで会っている。
世間的には「顔見知り」の関係だけど
なんか、それ以上の関係が僕らにはある。
損や得ではない、
人付き合いって、一番大切だと
ハッシーに教わっている。
ブログをご覧頂きありがとうございます。
日々向上される皆様を心から応援しております。
心の解説者®︎・フリーライター 平山 コウスケ
心の解説者®︎・フリーライター・ポジティブ心理・サイコパス・講師・売り出し方・コーチング・平山 紘介 コウスケさん