公衆電話と僕

  • 売り出し方をつくるコーチング
  • 平山 紘介 コウスケさん

「売り出し方をつくるコーチング」

 

心の解説者®︎ 平山です。

 

9月の夜

ラブラドールのアンディがお星様になり
数年経ち、僕が中学生の時に
シェットランドシープドックの「トム」
とすごした。

お兄さんの存在であったアンディとは違い
弟のような存在のトム。
トムも賢い犬で、歩くも止まるも言えば
なんでも行動のできる賢いワンコだった。

僕が中学生の時にはガラケーもスマホもない。
電話をかけるには家の電話か公衆電話しかなかった。

だから気になる女子に電話をしたくても
家の中ではすることもできず「トムの散歩」
という口実をもとに女の子に電話をかけに行っていた(笑
コオロギの鳴き声がしながらセミも少しいて
暑くも寒くもない道路を歩き、
さすがに口実にしても散歩がないとトムがかわいそう
と思いながら、少し離れた大きな公園によく行っていた。

女の子と電話をするにもアポイントが必要で、
お互いに何時?であったら電話に出れるのか
約束をしてからでなければ電話ができなかった。
約束もしないでかけてしまえば親がでる(笑
女の子と話す用事以外になにもないわけだから
時間の約束は絶対厳守だった。

ある夜のことだった。
「平山くん今日の20時だったら大丈夫だよ!」
と学校で女の子と約束をした僕がいた。
僕の家の夕飯は遅い家でまさに夕食中の時間だった。

家族揃って食事をしている最中に
「僕トムの散歩にいってくるね!」と僕が言った。
「バカなこと言ってんじゃないよご飯食べて!」
という母親。(当たり前だ)
しかし、女の子との約束まであと15分もない・・
離れた公衆電話までは少なくとも10分はかかった。
とにかく、ここはトムの散歩に行くしかない!(笑
僕は親に逆ギレをしながら家を出た。
そもそもトムの散歩で逆ギレをすることが無意味なのに。

僕は急ぎながらトムにショルダー型のハーネスを着せた。
「トムさ急がないといけないから自転車に乗るよ!」
散歩に行ける喜びに興奮をしているトムは
意味もわからないままに自転車の前カゴに
お座りをさせられていた。

もう5分もない・・・
僕は口実上のトムを自転車に乗せながら走った。
いつもの公衆電話が見えてきた。その時。
僕はトムと一緒に草むらに自転車ごと転んだ(笑
お座りしながら転んだトムの恐怖は計りしれない。
僕も電話以上にトムが心配でしかたなかった。

「トムごめんね」と謝りながら、
広い芝生で夜な夜なトムとすごした。

電話?もちろんかけてはいない(笑
あの日以来トムが自転車に乗ることはなかったけれど
他の日にはいつも一緒に公衆電話まで来てくれた。
電話している最中は放し飼いにしていたから
きっとトムはその時間が好きだったのだと思う(笑

公衆電話に100円はおつりがでませんって
今でも書いてあるけれど昔のままでほんわかする(笑

 

頑張る皆々様を応援しております。
心の解説者®︎・構成ライター 平山 コウスケ

 

 

 

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