オレンジのタクシーおじさんと僕

  • 売り出し方をつくるコーチング
  • 平山 紘介 コウスケさん

「売り出し方をつくるコーチング」

 

心の解説者®︎ 平山です。

 

タクシーのおじさんと僕

定食屋さんの駐車場にオレンジ色のタクシーが停車している。
昼時になれば酒屋さんやタクシーさんといろいろな車が停まる駐車場。

その定食屋さんでタクシー運転手のおじさんと話す僕。
お昼の時間におじさんと話す時間が楽しくて、おじさんの人柄が素敵だから
とても心地よい時間を過ごしています。

頭髪の少ないおじさんはユーモアの多い人で、
仲間のタクシー運転手が「俺は歯が悪いから硬いおしんこは食えね」
なんて文句をいうときには「ならオレが代わりに噛んでやろうか?」
とおじさんは言うくらい面白い(笑

台本もセリフもないのが日常会話なのだけど、
どうでもよい会話をここまで出来るのが人の面白い心理だ。
おじさんは「バス通りが狙い目でお客さんがすぐ捕まるんだよ!」
と自慢する。
70才くらいの方の話し方はどこか映画の決め台詞を言う言い方をする。
それも慣れ親しんだせいなのか心地よく聞けるのも不思議だ。
僕の父親が生きていれば同じくらいの年齢なわけだから
聴きなれているのも納得がいく。

おじさんが都知事選のTVを見ながら自慢げにまた言っていた
「お前さんさ、この中で都知事になるのはな1人なんだよ!」ニヤっ。
当たり前なんだけれど確かな事実に納得してしまうし、
「夏に季節の食材はやっぱり美味いね〜」なんて
ナスとアジの南蛮漬けにカッコ良く舌打ちをする。

僕が小学生の頃「車のいろは空のいろ」というタクシー運転手の
話が好きだった。話の中に出てくるいろいろなお客さんとの物語で、
すっごく笑えるだったり、面白くて仕方ないというものでもないのに
楽しさを感じていました。

この定食屋さんでのおじさんとの会話も、きっとそんな大切な
時間の忘れ物を思い出させてくれる時間なのかもしれません。
それにしても「オレが代わりに噛んでやるか?」はうけた(笑
愛着があって言うから憎めないし、よく考えると汚いけれど
リアルでうける。
70才同士のおじさんが噛み砕くって・・
そんなギャグなかなか凡人には思いつかない。

あの定食屋さんはドラマがいっぱい。
80代の6名のお客さんが緊急事態宣言中に集まっていて
「TVで若者からの感染が問題です」と流れるTVに向かって
「自粛しろバカやろーけしからん!」と怒鳴っていた人も
あなたが言うなと笑いを堪えた。

生活の中に笑いがあるんですよね。
僕は定食屋さんのナスと鶏胸肉の煮浸しが好きです。
明日もおじさんに会えるかな?

 

 

頑張る皆々様を応援しております。
心の解説者®︎・構成ライター 平山 コウスケ

 

 

 

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