「売り出し方をつくるコーチング」
心の解説者 平山です。
注文して、注文と違うものがでる。
たまにそういう事は人だからあるんだけど・・
業種やモノによっては、
許せる範囲と、許せない範囲がある。
旅行会社でハワイ旅行の予約したのに、
旅行先がカムチャッカ半島だったり・・・
メルセデスのGクラスを買ったのに、
メルセデスのCクラスが届いたり・・
さすがにそんなミスはないですが・・
あっても大人の方は、事を荒立てることなく
進む事でしょう。
しかし、注文したメニューがハンバーク
なのに、パスタを出されてしまったり、
美容室で、毛先を切って欲しかったのに
思った以上に短く切られたりなどは、
多くの人が経験したことのある事例だと思います。
この時出てくるのが、「何を求めていたの?」というごく自然な疑問です。
ハンバーグを食べたい人は、ハンバーグ。
毛先を切りたい人は、長さをあまり変えないスタイル。
いっけん明確なんだけど、
捉える人によっては不安定に解釈をします。
ここで大切なのが、ハンバーグなのにパスタを
だされたら、そりゃものが違うので、ダメです。
が、ハンバーグの注文に、ハンバーグ出した
けど、思ったハンバーグと違うと捉えた時や、
毛先のカットで、スタイルを変えたくないのに、
カットされた後にスタイルが変わってしまったと
受け取られた時は、モノ・コトは合っているけれども・・
希望と違うという【違う】に焦点が変わっています。
カムチャッカ半島旅行とハワイ旅行の様に、
明らかな違いと、思ったハンバーグと違うは、
違う同士は同じでも、求めた希望が違います。
モノが違うのか??
【本物】への要望か?・それとも【偽物系】への要望なのか?
上手なのに売れない。といった問題も、
この焦点の違いが見え隠れしている。
上手ければ売れる。この理論も正論です。
しかし、けっして上手くはないけど、売れるも正論です。
イタリアの偉大な画家のダビンチとミケランジェロ。
この偉人もそんな闘いをしていたお二方です。
解剖学に裏付けされた写実の天才ダビンチ。
「マヌエリスム」の作風、売れるアーティストのミケランジェロ。
当時のイタリアでもどちらが上手いのか?
世間は注目したといわれています。世間的には
礼拝堂天井画を描いた、ミケランジェロの勝ち
とされていました。(売れた方が勝ちの考え)
しかし、現代では「最後の晩餐」「モナリザ」
などをはじめ、不屈の天才としてダビンチは
世界を魅了し続けています。(本物は確かに強い)
当時の画家たちも売れる人のマネをしました。
そうです。ミケランジェロのマネをみんながして、
似た作品ばかりが並ぶから「マンネリ」の語源
となったと言われているんですね。
いつの時代でも、カスタマーの求める要望が違う。
本物を求めるカスタマー・量産型を求めるカスタマー
ハイブランドとファストファッション
レストランとファストフード
主演とエキストラ
食べ物の国産と○○産
職人のラーメンとインスタントラーメン
個人の求める要望はお金、性格だけで
判断できない程、種類があります。
お金持ちのビルゲイツでさえハンバーガー
が好きなのも、完全に好みの範囲ですし。
だから、価値観が違うからでしょっ?とか
価値観が分からない人には・・も、あるけどなく、
少なからず、似た感性の人以外が、他人にサービスや
技術、生産物に携わる時には、注意が必要な次第です。
あきらかに何でも出せない定食屋さんで、
ビーフストロガノフを注文したのに、カレーを出されても、
そのまま食べるのか?一言いうのか?
その店で出来ない事を伝えた自分を考察するのか?は、
あなたの心の中に答えがあります。
オリジナルとコピー
ダビンチとミケランジェロ
ブランドと中古産業
人って求めやすいところや、派手なところに向きやすい。
もちろん本物志向の人も存在します。
そんな、アレコレある人の心理が僕は好きです。
心理やコーチングをもっと楽しく、
皆さんに面白いと評価されるように成長したいです。
いつも、平山紘介コウスケさんのBlogをご覧頂きありがとうございます。
多くのコメントやご支援に、心から感謝しております。
同じ業界、他業界で頑張る皆々様を応援しております。
心の解説者・構成ライター 平山 紘介 コウスケさん
売り出し方・コーチング・心理・セルフブランディング・教育・経営・講師・平山 紘介 コウスケさん